Craterのサイトシステムでは、簡単に記事の投稿・公開が出来ます。これはいいことなのですが、うっかり未完成や完成度の低い記事を公開することがあります。未完成の記事を公開することは禁止行為ではないのですが、少し問題になる場合があります。この記事では、未完成の記事を公開すると何が起こるのかについて解説します。
まずは「記事を公開するとはどういうことなのか」から整理します。
作成した記事の状態を「公開にすると」以下のような効果があります。
未完成の記事を公開した際に最も問題になるのが、検索エンジンからの評価が下がる可能性があることです。
Google等の検索エンジンは、検索結果に出すためのWebページを不定期に取得しています。
GoogleにWebページの存在を知ってもらうためには、GoogleにWebページの存在を知って貰う必要があるのですが、そのために用意するのがサイトマップというものです。
Googleのクローラー(Webサイト巡回システム)は基本的にサイトマップを頼りにサイト内のページを巡回します。
Craternoのサイト運営システムでは、公開されている記事ページは自動的にサイトマップに登録されるため、未完成の記事もGoogleのクローラーに見られることになります。Googleのクローラーに未完成のページを発見されると、「このサイトは未完成のページを公開している、低品質なサイトかもな。」と思われる可能性があります。
そうなってしまうと、以下のような事が起こり得ます。
つまり、未完成の記事を公開していると、サイト全体の評価が低くなり、検索で不利になる可能性があるというわけです。
前述の通り、未完成の記事を公開する最大のデメリットは検索で不利になることです。では、検索流入が殆どなく、SNSなどからの流入がほとんどの場合は気にする必要がないのかというと、そういうわけでもありません。
SNSでサイトのトップURLがシェアされ、開いてみたら一覧の一番目に、ほとんど価値のない未完成の記事が表示されていたら、サイト訪問者にいい印象を与えません。結果としてファンの減少や、閲覧数の低下につながるかもしれません。
このように、未完成の記事を公開していると、思わぬ不利益を被る可能性がありますので、未完成の記事は非公開しておき、完成してから再度公開するのをおすすめします。